ウリ科にも、塊根を持つ子が居るんです。
題名にも書いた通り、
【ウリ科にも、塊根を持つ子が居るんです。】
早速紹介していきましょうか。
シッサス・ツベローサは、塊根植物の概念を覆す性質の持ち主。
この子、伸ばしたツルの先に新たに塊根を作るのです。
通常実生でしか塊根は形成されませんが、子塊根(造語)を
自ら作る性質を持つのはなかなか珍しいですね。
イベルビレア・テヌイセクタは、THEウリ科!といった葉を、
旺盛に伸ばし続けます。塊根の見た目は、フォッケア・エデュリス(火星人)
にとても似ています。休眠していたら、どっちか分からないですね。
シッサス・トリフォリアータは、塊根と言うより、塊茎でしょうか。
見ての通り、茎です。葉っぱが苺の葉のようで可愛いです。
ケドロスティス・ギエフ(ギジェフ)は、、、こちらも塊茎ですね。
葉っぱはニガウリの葉のようで面白いです。
確認のため、もう一度言いますが、茎です。
コッキネア・トリフォリアータは、しっかりと塊根です。
お待たせしました、塊根です。葉っぱは1枚葉で、表面に微毛があります。
ウリ科っぽい特徴が多く詰まった子です。
最後はドーンっとモモルディカ・ロストラータです。
でかいです。持った時に腰に負担が来る重さです。
あまりにも葉っぱがとっ散らかるので、支柱を立てました。
そしてこの子は女の子です。相手がいません。
※オス株をお持ちの方、いらっしゃいましたら、挿し木を
送ってください。収穫した種の半分とメスの挿し木を送ります。
ご連絡はインスタグラムメッセージへお願いします。
おそらくこの投稿を見て、ウリ科コーデックスかっこええ!となる方は、
いらっしゃらないと思いますが、いいのです。
彼らを表舞台にちょっとでも出すことが出来たのだから。
【登場植物】
1.cissus tuberosa(シッサス・ツベローサ)
メキシコ/プエブラ州 原産 標高1500m前後の岩場に自生。
2.ibervillea tenuisecta(イベルビレア・テヌイセクタ)
メキシコ~アメリカ 原産
3.cissus trifoliata(シッサス・トリフォリアータ)
アメリカ南部~メキシコ等
4.kedrostis gijef(ケドロスティス・ギエフ)
南アフリカ共和国?(詳細不明)
5.coccinia trifoliata(コッキネア・トリフォリアータ)
アフリカ等?(詳細不明)
6.momordica rostrata(モモルディカ・ロストラータ)
ケニア・ウガンダ等 古株で30cmくらいになる。写真の2倍。